職人魂が息づく、こだわりの味づくり
浜松市の和食処「味屋」において、店主・水越セシールが追求するのは、日本料理の真髄を極めた本物の味です。29年にわたる料理人としての歩みの中で、寿司職人17年、ホテル洋食シェフ12年という異なる分野での経験を積み重ね、飛騨高山での厳しい修行を通じて和食の奥義を体得しました。フィリピン出身でありながら、日本の食文化に対する深い理解と敬意を持ち、伝統的な調理法を現代に受け継いでいます。
店舗で使用する自家製醤油と3種類のだし汁は、それぞれの料理の特性に合わせて丁寧に使い分けられ、素材が持つ本来の旨味を最大限に活かしています。特に看板メニューである飛騨牛のガーリックステーキは、和の繊細さと洋の力強さが絶妙に調和した傑作として、一度味わえば忘れられない感動を与えています。
多彩な料理ジャンルで応える、お客様の多様な願い
味屋の魅力の一つは、和食の枠にとらわれない豊富なメニューラインナップにあります。伝統的な日本料理を基軸としながら、店主のルーツであるフィリピン料理、気軽に楽しめる居酒屋メニュー、上質な遠州夢の夢ポークを使用したしゃぶしゃぶなど、幅広いジャンルの料理を一つの店舗で堪能できます。宴会サービスでは、3,500円から5,600円までの段階的なプラン設定により、お客様の予算や目的に応じた最適なコース選択が可能です。
新浜松駅から徒歩わずか5分という便利な立地に、カウンター7席、座敷18席、2階には20名収容可能な宴会場を完備し、一人での食事から大規模な宴会まで柔軟に対応しています。カラオケ設備や2時間飲み放題オプションの提供により、ビジネスシーンからプライベートな集まりまで、あらゆる用途でご利用いただけます。
国境を越えた絆を育む、温かな交流の場
味屋が目指すのは、単に美味しい料理を提供するだけでなく、食事を通じて人々の心を結ぶ温かなコミュニティスペースの創造です。店主の人柄と経験から生まれる包容力のある雰囲気により、国籍や文化的背景の違いを超えて、すべてのお客様が心からくつろげる環境を実現しています。初めてご来店いただくお客様も、常連のお客様も、同じテーブルを囲む仲間として迎え入れる姿勢が、多くの人々に愛され続ける理由となっています。
スタッフ一同が大切にしているのは、お客様との自然な会話と笑顔の交換です。料理の説明から日常の何気ない話題まで、心のこもったコミュニケーションを通じて、食事の時間を特別なひとときに変えています。こうした人間味あふれるサービスが、お客様にとって「また来たい」と思える居場所としての価値を生み出しています。
浜松の食シーンを彩る、地域貢献への取り組み
地域に根ざした飲食店として、味屋は浜松市の食文化発展に積極的な役割を果たしています。地元産の遠州夢の夢ポークを積極的にメニューに取り入れることで地産地消を推進し、地域の生産者との連携を深めながら、浜松ならではの食体験を提供しています。季節の移ろいとともに変化する旬の食材を活用したメニュー開発により、四季を通じて訪れるお客様に新鮮な驚きと感動をお届けしています。
人材育成の面でも、未経験者を歓迎する採用方針と充実した研修制度により、食に情熱を持つ次世代の担い手を育成しています。定期的なブログ更新やコラム執筆を通じて、プロの料理人としての知識や技術を地域の皆様と共有し、家庭料理の向上にも貢献する情報発信を継続的に行っています。
